re:Invent 2020 Week 1のMedia & Entertainmentなリリース&ローンチ情報をまとめてみた #reinvent
はじめに
清水です。re:Invent 2020、これから未知の領域のWeek 2に入ります。 *1そんな中ではありますが、Week 1でリリースやローンチされた情報のうちMedia & Entertainmentワークロードに関連するものを、AWS Media Blogにポストされたブログエントリをもとに、本Developers.IOの関連エントリへのリンクも交えながらまとめてみます。
Week 1ではまだメディア系の具体的なサービスの発表はありませんでしたが、メディア系に活用できる、関連するという観点でみると非常にたくさんのサービスがリリース、ローンチされています。
メディアワークロードをより速くよりスマートに
AWS Proton
コンテナおよびサーバレスアプリケーション向けのフルマネージドアプリケーションデプロイサービスです。AWS Protonを使用することで、インフラストラクチャのプロビジョニングからコードの展開、監視、そして更新に必要なすべてのツールにアクセスできます。
AWS Local Zones
AWS Local Zonesのプレビューがボストン、ヒューストン、マイアミで利用可能になり、2021年中にアトランタ、シカゴ、ニューヨークなどアメリカの主要な大都市圏で12のゾーンが追加さえれる予定です。エンドユーザへの超低遅延アプリケーションの提供に活用ができます。またコンテンツ作成においても、Local Zonesと後述のAWS Wavelength、そしてAWS Outpostsなどが活用できます。
AWS Wavelength
AWS Wavelengthでは以前に発表されていたボストン、サンフランシスコベイエリア、ニューヨーク市、ワシントンDC、アトランタ、ダラス、マイアミの7つの都市に加えて、ラスベガスでも利用可能になりました。また東京などいくつかの都市でのサービス開始が予定されています。AWSサービスが5Gネットワークのエッジで動作するため、5G接続からのレイテンシーを最小限に抑えることができます。
AWS Outposts 1U and 2U Servers
専用ハードウェアをオンプレミス環境に設置しするAWS Outpostsでは、1U、2Uサイズでの利用が可能になります。(2021年リリース予定。)これまではスペースの都合で設置できなかった環境下でも使用できそうですね。
Amazon SageMaker Pipelines
機械学習におけるワークフロー、CI/CDをパイプラインとして管理できるサービスです。AWSサービスで3つ目の「Pipeline」と名がつくサービスでもあります。(これだけ複数形ですが。)
Amazon SageMakerData Wrangler
機械学習におけるデータ前処理サービスで、ソースからのデータ収集、データ変換やリアルタイムプレビューの機能があります。SageMaker Pipelinesとの統合できるとのことです。
Amazon SageMakerFeature Store
機械学習における「Feature」、特徴量を管理するリポジトリサービスです。トレーニングと推論に同じ特徴を使用することができ、開発にかかる時間の節約につながります。
AWSコアサービスの機能強化
Amazon Elastic Container Service (ECS) Anywhere
Amazon ECSの機能強化であり、オンプレミスでコンテナベースのアプリケーションを簡単に実行および管理することができます。AWSのリージョンのみではなく、AWS Local Zones、AWS Wavelength、AWS Outposts、そしてオンプレミス環境でのコンテナ実行が可能とのことです。
AWS Lambda Container Image Support
AWS Lambdaでコンテナイメージとして関数のパッケージ化とデプロイをサポートしました。使い慣れたコンテナイメージツールやワークフロー、依存関係を使用してLambdaベースのアプリケーションを容易に構築することができます。
Amazon EC2 Mac Instances
クラウド上でmacOSワークロードが実行可能になりました。AWSの柔軟性、スケーラビリティ、コストメリットがすべてのApple開発者に広がります。MacインスタンスはMac miniで構成されており、macOS Mojave(10.14)とmacOS Catalina(10.15)が現在利用可能です。
Amazon EC2 D3 and D3en Instances
EC2の新しいインスタンスタイプで、第2世代のXeonプロセッサーを搭載しているほか、大容量のローカルHDDストレージを持つ点が特徴です。従来のD2インスタンスに対し、スペックアップしつつコストを抑えることができます。
Amazon EC2 G4ad instances
AMD Radeon Pro V520 GPUを搭載したインスタンスで、グラフィックスを多用するアプリケーションに最高のコストパフォーマンスを提供します。従来のG4dnインスタンスと比較してもさらにコストパーフォーマンスが優れています。
Amazon EC2 instances powered by Habana Accelerators
ディープラーニングモデルの学習に特化して設計されたプロセッサHabana Gaudiを搭載したEC2インスタンスです。クラウドでの機械学習モデルのトレーニングにかかるコストを最小限に抑えます。Amazon SageMakerを介してインスタンスを使用することも可能とのことです。
Amazon S3 Strong Consistency
Amazon S3ですべてのアプリケーションに対して、強い書き込み後の読み込み整合性を自動的に提供するようになりました。パフォーマンスや可用性を変更することなく、また追加コストなしで利用可能です。
io2 Block Express
現在のio2ボリュームでサポートされているよりもさらに高いパフォーマンス要件に応えることが可能なサービスです。256,000のピークIOPSを提供するようにプロビジョンング可能で、コストも抑えられているとのことです。
Amazon EBS gp3 Volume
最新世代の汎用SSDベースのEBSボリュームで、ストレージ容量に関係なくパフォーマンスをプロビジョニングでき、またgp2ボリュームよりも安価に利用可能です。
まとめ
re:Invent 2020のWeek 1で発表された新サービスやアップデートされたサービス、機能の中から、Media & Entertainmentワークロードに関連するものをピックアップしてまとめてみました。ほんとにたくさんのサービスがありますね。なお、参照しているブログエントリによるとWeek 2、Week 3にもっとたくさんの発表があるとか!?がんばって情報アップデートについていきたいと思います。
脚注
- これまでのre:Inventはいずれも開催期間1週間だけでした。 ↩